FX相場概況
先週月曜日は、一日を通して、動意に乏しい展開を続けました。
東京タイムで菅首相・白川日銀総裁が電話会談を行ったものの為替介入についてはまったく話し合われなかったとの報を受けて失望感を誘い、やや円が買われる動きとなりました。
火曜日は、野田財務相が「為替介入についてはコメントしない」などとこれまでと同内容のコメントにより失望感を誘い、再び円が買われる展開となりました。
この影響でドル円は85円ラインを割り込むと、 11日に記録した15年ぶりの安値を更新、年初来安値(84.723円・Bid)をも割り込む動きを見せました。
NYタイムに発表された米中古住宅販売件数が事前予想を大きく下回ったことから再び円買いを加速させ、また米景気減速懸念の高まりからドル売りが膨らみました。このことによりドル円は84円ラインを割り込んで83円半ばまで急落し、ユーロ円は105円半ば、ポンド円は128円後半とそれぞれクロス円も急落する円全面高となりました。
その後はNYダウの下げ幅が縮小したこともあり、ドル円は84円前半まで値位置を戻す展開となりました。
水曜日は、欧州タイムに発表された独Ifo景況感指数が予想を上回ったことを背景にユーロが買われ、ユーロドルは1.27前半、ユーロ円は107円半ばまで反発し、これにつられる形でドル円も84円半ばまで上昇しました。
しかしNYタイムに発表された耐久財受注・新築住宅販売件数が予想を大きく下回る悪化を見せるとドル円は84円を割り込む動きを見せました。
その後は、日本の為替介入への警戒感が下値を支えドル円は84円後半へと買い戻されました。
この流れのまま木曜日の東京タイムではドル円・クロス円共に上値を模索する動きを見せました。
金曜日は、NYタイムに発表された米GDP改定値が懸念ほど悪化しなかったことやその後発表されたバーナンキFRB議長の追加の緩和措置を示唆する内容が伝わるとドル買いが強まり85円ラインを突破すると85.40円付近まで上昇する展開となり、そのまま高値付近にて取引を終えました。
今週は月末や米国の連休(9月4-6日)を前にした短期的な益出しやポジション調整という見方が強いようです。
一方、日本では白川日銀総裁が帰国する30日に発表された日銀の追加緩和策の実効性や今後の政策をめぐる発言等について注目されます。
また、週末には米雇用統計が控えていることから結果には注意したほうが良さそうです。
注目のイベント
31日 18:00 欧・7月失業率 10.0% 10.0%
31日 21:00 南ア・7月貿易収支 0億ランド 56億ランド
31日 21:30 加・6月GDP(前月比) 0.2% 0.1%
31日 22:45 米・8月シカゴ購買部協会景気指数 57.0 62.3
31日 23:00 米・8月コンファレンスボード消費者信頼感指数 50.7 50.4
1日 03:00 米連邦公開市場委員会、議事録公表[8月10日開催分]
1日 21:15 米・8月ADP雇用者数(前月比) 1.7万人 4.2万人
1日 23:00 米・8月ISM製造業景気指数 52.8 55.5
1日 23:00 米・7月建設支出(前月比) -0.5% 0.1%
2日 10:30 豪・7月貿易収支 31億豪ドル 35.39億豪ドル
2日 18:00 欧・7月生産者物価指数(前月比) 0.3% 0.3%
2日 20:45 欧・9月政策金利 1.00% 1.00%
2日 21:30 米・新規失業保険申請件数 47.5万件 47.3万件
2日 21:30 トリシェECB総裁、定例記者会見
2日 23:00 米・7月製造業新規受注(前月比) 1.4% -1.2%
2日 23:00 米・7月中古住宅販売件数成約指数(前月比) -1.0% -2.6%
3日 16:15 スイス・8月消費者物価指数(前月比) 0.0% -0.7%
3日 18:00 欧・7月小売売上高(前月比) 0.2% 0.0%
3日 21:30 米・8月失業率 9.6% 9.5%
3日 21:30 米・8月非農業部門雇用者数(前月比) -10万人 -31日13.1万人
3日 23:00 米・8月ISM非製造業景気指数 53.2 54.3
テクニカル分析【乖離率】
【乖離率】
価格が移動平均値からどの程度「乖離」しているかを比率で表した「乖離率」を用いて検証します。
通貨:ポンド円
数量:1万通貨
期間:7月29日〜8月27日
足:1時間
注文ルール
新規注文:1時間足のクローズ値にて乖離率が・・・
・0を超えた場合⇒新規買い
・0%を割込んだ場合⇒新規売り
※建玉がない場合にのみ「新規注文」を行います。
決済方法:OCO(リミット幅:1円、ストップ幅:60銭)

23日20:00〜21:00に60銭以上下落したため、検証条件に基づき買いで保有していた132.947円を132.347円にて決済売り注文を行いました。
25日08:00〜09:00に新規注文の条件を満たしたため、検証条件に基づき129.686(クローズ値)にて新規買い注文を行いました。
その後25日17:00〜18:00に1円以上上昇したため、検証条件に基づき130.686円にて決済売り注文を行いました。
25日21:00〜22:00に新規注文の条件を満たしたため、検証条件に基づき130.081(クローズ値)にて新規売り注文を行いました。
その後26日24:00〜01:00に60銭以上上昇したため、検証条件に基づき130.681円にて決済買い注文を行いました。
26日19:00〜20:00に新規注文の条件を満たしたため、検証条件に基づき131.351(クローズ値)にて新規売り注文を行いました。
その後29日23:00〜24:00に60銭以上上昇したため、検証条件に基づき131.951円にて決済買い注文を行いました。
乖離率の成績は、1勝3敗となり、損益は-0.8円となりました。